下伊那の方言
死んでいく方言と、生きている方言(1998年)


 下伊那地方の方言(飯田周辺)を、今使っているか、使っていないけれど知っているか、知らないかに分けてみた。
 使っているのは、担当している小学生(4年生)とボクの子供(中学生)。
 知っている子も知らない子もいるなどの境界も多くあるけれど、多い方に入れた。
 矢印は矢印先から派生した言葉。(1998年)

今使っている方言 使われている(1998)竜丘 意味は分かる 知らない 意味
あにま、あにいま 兄さん
あばな、あばよ ○大下条 さようなら
あんじゃあない 案じることはない
あんじゃあねえ
いんぶりかく ×
うら うしろ
えらい しんどい、つかれる
おあがりて お寄りください
おいな 来な
おかしま もう正座をすることの無くなた今(2003年)ではもう死語かもしれない
おじいま おじいさん
おばあま おばあさん
おべんこう
おやげない
かにな、かにや、かんな ごめんなさい
かんこうする 工夫する
ぎすい 滑りが悪い
きぶり、きぶる
くど
こすい ずるい
こっぺいこく
こびい 長野や松本では使っていないけれど、高山では女の子のことをビーというらしく、「びーぼー会議」という子どもと教員の集まりがある
ささらほうさら
しみったれ
ずく
そいじゃあ それでは
そんねん そんなに
だだくさ たくさん
たたる、たたった 建つ、建った
(戸を)たつ しめる
○○だに、に だよ
○○だら でしょう
だるい つかれた
○○で (見るで) から
どざえる、どざえとる
とべ、とぶ 走れ走る
←とびっくら かけっこ
ぬくとい
ねえま 姉さん
びしょったい きたない
ひる ばばをひる
北信や東信では「まる」という言葉を使う
へぼい 良くない
ぼける 使用例:リンゴがぼける
まえで、まいで
みやましい きちんとした、見たところの良い
 もったいない  
   
 らんごく 雑然としている
ものを出しっぱなし、やりっぱなしのこと、またそんな人
 わし、わしゃあ  私、私は
 
 かぜ  桑
 ↑かぜんぼう  桑の棒
 
ぶちゃる 未調査
ふりけ 雨が降りそうな気配
ふりけであたまがいたい。
どやしあげる、どやす きつい口調で怒る
どこもをどやしあげる。

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