彦一とんち話と米

彦一がお城に務めたときのこと。彦一がしっかり働くので、お殿様が言った。
「何かほうびを取らそう、ほしい物をいってみよ。」
彦一は、それならと、こう答えた。
「今日は米一粒、明日は倍の2粒、
明後日はまた倍の4粒、
倍々にお米をいただきたい。」
殿様は、「そんな小さな望みでいいのか。」と彦一の願いをかなえることにした。

(問1) 
 さて彦一は、30日後に、一日でどれくらいな米を手にすることが出来るだろう。
米一粒を、0.023gとします。(1円玉が1gですから、米粒約50個で1gですね)
30kgのお米の袋を見たことがあるだろうか。
ちょうど体重が30kg位の子どもはいるかな。
その重さのお米、いくつくらいになるだろう。
さあ、予想を立ててみよう。

次へ進む