最小公倍数 ドリル2

ちょっとむずかしい最小公倍数

ちょっとむずかしい最小公倍数もへっちゃらさ。
次の求め方を身につければ、たいていの公倍数はわかる。
公倍数の求め方の一つとして下の方法を覚えておこう。
そのあと、下のドリルをしてみよう。

計算でする最小公倍数の求め方

 これができれば、ちょっとむずかしい最小公倍数もへっちゃらです。
■ためしに18と12の公倍数を求めてみよう
 まず、公倍数をもとめたい数の18と12のどちらも割れる数を探してごらん。
●どっちも偶数だから2で割れるよ。
■偶数は2で割れるって覚えていたね。では2で割ってみよう。

●わり算を上下、逆さまにするんだね。
■そうだよ。商の9と6は、まだ同じ数で割れるね。
●分かってる。どちらも3で割れるよ。
■では3でも割ってみよう。

■もう1でしか割れないね。
 ここでまわりの数【●印】をぜんぶ掛け合わせれば最小公倍数が求まるよ。
  
●2×3×3×2=36、ほんとだ、最小公倍数の36になる。
 2×3×3×2 を見てみると
 2×3×3×2 の赤い部分を計算すると18という元の数の一つが出る
 2×3×3×2 の青い部分を計算すると12という元の数字の一つが出る。
 2×3×3×2のなかに、18も12も入っているんだ。
 それに、こうすると余分なかけ算が入ってこないから、最小の公倍数が出るんだ。
■もうひとつ、2つの数の最小公倍数だったら、たすき掛けでできるよ。
   18×2=36、12×3=36で公倍数が出る。
●大きな数の公倍数はこうやって出すと良いんだ。

公倍数のドリルをしてみよう

 これで、公倍数を書き出すという方法と
 計算で最小公倍数を出す方法と
 2つの方法がわかった。
 それでは、ドリルをしてみよう。6と8の最小公倍数はいくつ

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公倍数の問題