最大公約数の授業

大広間と四角いタイル
たろう君は大広間へ連れて行かれました。
そこは、とても素敵な大広間ですが、なぜか床にはなにも張られていません。土の地面のままなのです。
この大広間で、となりの国とのダンスパーティーが開かれるのだそうです。
四角い顔の王様がたろう君にいいました。
「この問題をとけば、家に帰れるようになるよ。」

そして王様の出した問題は

この大広間は、たて24mよこ36mの長方形をしている。
ここを同じ大きさのなるべく大きい正方形のタイルでしきつめなければいけない。
タイルの1辺の長さは何メートルにすればいいのだろうか。

1mの正方形のタイルでしきつめれば良いんじゃないの、とたろう君は思います。
すると「だめだめ、もっと大きいタイルでなきゃ」と上の方から声がします。
まどに止まった金のスズメの声でした。
一辺の長さをどうしよう。

2m×2mの正方形のタイルでしきつめられるんじゃないかなかなぁ
1, しきつめられるだろう→やってみよう
2, しきめられないだろう→やってみよう

もう一つ考えよう

3m×3mの正方形のタイルでしきつめられるんじゃないかなかなぁ
1, しきつめられるだろう→やってみよう
2, しきめられないだろう→やってみよう

先へ進む
もどる