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足し算できるの


ぞうが3びき、ありごが4ひき、みんなでなんびき?

こういうのって足し算できるの?
算数の先生に聞いたら、「できる。」って答えだった。
じゃあ、つぎの問題はどう?
家が7軒あります。
その家ごとにネコが7匹ずつ住んでいます。
そのネコたちは、ネズミを7匹ずつ捕らえます。
そのネズミたちは、ムギの穂を7本ずつ食べます。
そのムギの穂からは、ムギが7ヘトカずつとれます。
これらの数をすべて足して下さい。

この問題は、紀元前1800年頃、エジプトのパピルスに書かれた本「リンド・パピルス」にのっています。
(参考文献:頭が良くなるパズル、良問厳選数学パズル)

こういうのって、たしざんできるの。
ムギのヘトカっていうのは、きっと体積か重さでしょ、
それと家の数といっしょに足しちゃうってすごいよね。
でも、数っていうのは単位をなくすと何でも足せちゃう。

日本にも、つるかめ算っていうのがある。
ツルとカメが14匹います。
ツルとカメの足の数は、32本です。
ツルは何匹、カメは何匹でしょう。

これだって、ツルとカメの足をいっしょに足している。
こういうのも、算数の中では自由自在だ。

つぎは、計算の説明にうまく利用した例。

(5A+10B)/5=A+2B
の説明を
リンゴが5個、バナナが10本ありました。
それを5人で分けると、リンゴが1つでバナナが2本。

これは、リンゴとバナナを足してるけど、しっかり納得できちゃいます。
こういうのって有りかなぁ?

数って面白い。