右上の屋根は、遊とおなじように、吹き流しを表しています。
左側は、板築(ばんちっく)という塀などの作り方を文字にしたものです。
板築は、木の枠の中に土を入れつきかため、それを繰り返して土の塀(へい)を作る方法です。
京都のお寺などで塀を見ることができます。
板築の時に両側に板を支える木を立てます。その木には旗をつけて目印にします。
この支えとなる木のことを幹というのだそうです。(説文による)
それから、物事の中心の柱となるものを幹というのです。
右側の干は、カンという読みを表します。これは敵から守る盾(たて)のことをさします。
新[幹]線に乗る

会社の[幹]部になる

同窓会の[幹]事になる

木の[幹]

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 旗の仲間、干の仲間、木の仲間