最小公倍数を求める

色々な最小公倍数の見つけ方
■ここでは、最小公倍数の見つけ方を3通り説明しよう。
 では、実際に、3つのやり方で、8と12の公倍数を見つけてみよう。

1つ目の方法 :基礎的な方法

   2つの数の倍数から、共通な数字を探すんだ。
 
               まず、24が共通だから24が最小公倍数だ。

2つ目の方法 :早い方法


  大きい方の分母を順に2倍・3倍としていって、小さい方の分数で割りきれれば、公倍数だ。
  12×1=12 12÷8     割り切れないから公倍数ではない
  12×2=24 24÷8=3   割り切れたから24が公倍数。
でも、これでは、最小公倍数が見つからないことがある。

3つ目の方法  いつでもうまくいく原理的な方法。


  まず、2つの分母をどちらも割れる数字でどんどん割って行くんだ。

この方法は、大きな数字でも、かける数がすぐ分かっていい方法だよ。
それに計算は分数の下へ書けば良いし。
どうしてこうなっているかというのは、因数分解ということを習うと分かるよ。

その4 コンピュータで使われているかんぺきな方法


これは、ユークリッドの互除法という方法。
別のページで説明している。
脇道 2分の1を作ろう

異分母分数の足し算(1)