立石柿と親田柿

クイズ4:回答=江戸

親田に伝わる柿むき歌には「天竜下りて江戸へ行く」と歌われています。
江戸時代には江戸に出荷していたのです。
江戸の柿問屋が天保9年(1838年)に奉納した馬絵が立石の立石寺に残っています。
そこには、串柿が馬で積み出され、天竜川を馬で下り、海路を使って、江戸の柿問屋まで 運ばれる様子が描かれています。
また、歌には「遠く上総のはてまでも」と歌われており、江戸時代の人々は遠くの地名まで知っていたようです。
農民といえども、その地域で農業に従事していただけではありませんでした。
お金に換える商品を作ったりして、またその商品の売れていく先まで知識として知っていたのです。

江戸時代の流通

また、商品としての価値も高く、かなりのお金が入ったようです。
我が家は江戸時代に柿でもうけたお金で立てられたと伝えられています。

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