円を描く

sin cos って何、と5年生が聞いてきた。
sin はサイン
cos はコサインという
まず sin(サイン)からやってみよう。

サインとは

図のような直角三角形があったとき
a と b の角度がθ(シータ) のとき、 sin(θ) は b/a のことを表します。

英語には、ペンで文字を書くときの筆記体というのがあります。(今は習わないかもしれません)
これは
とかきました。
それでsinの a分のb を
と書いて覚えます。

半径1cmの円

これは、a が1cmのときの、b の長さのことです。
どんな三角形でも、aが1cmのときの、bの長さです。
aが10cmのときも、aはa÷10=1 と10で割ると1cmになり 
bは sin(θ)=b/a と10で割ると、aが1cmの長さになります。、、
sin(θ)は、aが1cmのときのbの長さなのです。

半径Rcmの円

半径Rcmの円のとき、縦の長さは、R×cos(θ)で表すことができます。

θが大きくなると

 a=1 のとき
θが0のときは、bは0になりますから sin(0)=0 です。
 a=1 のとき
θが30度のときはsin(30) つまりbの長さは 0.5


 a=1 のとき
θが60度のときは sin(60) つまりbは 約0.866 

 a=1 のとき
θが90度のときは sin(θ) は aと同じ1となります。


θが90度をこえると

θが90を超えると、sin(θ)はだんだん小さくなり
θが180になると、sin(180)は0になり
θが180を超えると、sin8(θ)はマイナスになり・・・と変わっていきます。

なんだかよく分からない、使ってみましょう

なんだかよくわからない、
では使ってみましょう。


なに、上下にしか動かないじゃん・・・
半径1の円だから、プラス1とマイナス1の間を行き来します
とりあえず作ってください。

まず定義から初期設定を作ります。
初期設定はいつも別で作っておくと、プログラムが見やすくなって便利です。

(★あとから思いついたんだけど、x座標を0にしたほうが分かりやすい。))
次にペンを使えるようにしてください
左下の、変なマアークが拡張機能です。
拡張機能のマークを押すと中にペンがありますので、それをクリックすると使えるようになります。
そうして次のように書きます。


スプライトはパーセントを変えて小さくしました。
クラブの小学生の友達が、スプライトに○を書いてくれましたのでスプライトの形が変わっています。

もうちょっと手を加えよう

全部消すの位置を変えて
x座標もすこしずつ右へ進むようにして
もし、をつけ加えて一番右へ来たら元へ戻るようにしました


試してみましょう

スプライトが、上に行ったり下へ行ったりしています。
+1と-1の間を行き来しているのです。
これとcos(コサイン)を使うときれいな円が描けます。
次はコサインをしてみましょう。



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