平行って何

道垂直な線を2つ引くと
3人の博士がいました。
●博士Bは
「どこまでのばして行ってもぶつからない直線があります。
このどこまで行ってもぶつからない直線を平行線といいうのです。」
と言いました。

どこまで行ってもぶつからないというのは、分かりそうだけど
なんだかうまく図にできないなぁ。
●そこで博士Cがいうには
「平行線の間の幅は、いつも同じです。
2本の直線の幅がいつも同じ直線を平行線といいます。」

といったら、どうだろう。
これなら、図にできそうだ。
●そこへやってきた博士Aがいうには
「直線の2カ所に垂線を引くと2本の直線ができます。
 この2本の直線を、平行であるといいます。」

の方が良いんじゃないの。
どれも平行線の定義として正しいのです。
どれも同じことを言っているのです。
数学者たちは、
どれか一つを決めると、後の2つはそこから説明できる、と言いうのです。
この研究は、どんどん進んで、今では宇宙の形がどうなっているかを考えるまでになっています。
平行線というのは、
どこまで行ってもぶつからない
どこをはかっても幅の同じな
垂直線2つでかける2本の直線なのです。

平行線調べをしてみましょう。