サイコロを100回振(ふ)ったら

サイコロを100回振ったら
どの数も 100÷6=約17回出るだろうか。
それとももっとバラバラだろうか。
案外どれも17個くらいになるって思っている人がいて、でもそれってやってみなきゃ分からない。

100回振)ふ)ってみよう



100回振ってみたらこんなふうになった。
おや、案外バラバラだねぇ
何回振ったらほぼ同じになるんだろう。
そんなことを確かめるプログラムを作ってみた

ここにあります

ターボモードにして動かしてみてください

リンク

はじまり

まずこんなプログラムです


まず、初期設定というブロックを作ります

ブロック定義を選んで
ブロックを作るというところへ、[初期設定]とかくと
初期設定というブロックが出来ます。
他にも、[基準線]というブロックと[千話書く○]というブロックがあります
線を書くという変数には、○がついていますが、これはブロック定義を作るとき、[引数を追加・数値またはテキスト]をクリックすれば良いのです。
使い方は後から説明します。



初期設定の中身は 配列(リスト)

初期設定には、
まず[振った回数]という変数を作り、振った回数を0にします。
サイコロを何回振ったか数える変数です。
x,y,振った回数、出た目 という4つの変数を作ってください。

次に

これまでの入れ物は[変数]っていました。
変数は数字や文字を入れておく箱です。

配列というのは、変数がつながったようなものです。
つながった箱はこと思ってください。
変数の[リストを作る]というところへ、[出た回数]と書くと、出た回数というリストが作られます。
そのときは、まだリストの箱は0個で中身もありません。
そこへ箱を作るには
1,出た回数の全てを削除する
 (まだ出来たばかりですが、新しく作るときはいつもこうします。
そうしないとプログラムを動かすたびに、リストの個数が増えて言ってしまいます
2~7、箱を作って中に0を入れる。
 「出た回数」の(1)番目に(0)を挿入する
 これで、出た回数という入れるに、1という箱が出き、その中に0が入るのです。
 これを6回くりかえします。
 6個の入れ物が出来ました


プログラムは



1,まず設定で配列(りすと)つまり6個の箱を作る
2,サイコロを振る回数を決める。回数を入れると、回数は[答え]に記憶されます。
 半角で数字を入れることに気をつけましょう
3,振った回数が[答え]回になるまでくりかえす
  ①サイコロをふって①から⑥までの数を出す
  ②出た数字を、配列の中に入れる
  振った回数を1回増やす
  ↑繰り返す

と言う仕組みです
途中の長いところは、下のようになっています。

例えば4という数が出たら
配列「出た回数」の4番目の箱の中に
配列「出た回数」の4番目に入っている数に+1をして
今入っている数と入れ替える
ということで、回数を数えていきます。

これでもう十分動きます

動かしてみましょう

次にグラフを書きます

グラフを書くには、プログラムを下のように変えます


そして、サイコロが振られたら線を一本ずつ書くようにします。



平均の線も書いておきましょう


1000回振っても平らにならない・・・・

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